ダイバーシティ&
インクルージョン
- 目指す姿
- 多様な人財の採用と働きやすい環境の整備
一人ひとりが活躍できる企業
取り組みテーマ
健康経営・ワークライフバランス
2030年目標 | 2050年目標 |
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①離職率が20%削減されている状態(2020年対比) ②健康経営優良法人認定制度取得維持 |
①離職率が30%削減されている状態(2030年対比) ②健康経営優良法人認定制度取得維持 |
各種データ
働き方・制度 | |
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働き方 |
休暇制度
休暇制度(年休数・連休制度)
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誰もが働ける 職場を目指して |
時短勤務
家族手当
託児補助手当
育児休業
配偶者出産特別休暇
ナショナル社員
リージョナル社員
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働き方・環境 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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年間所定労働時間 | 2,040時間 | 2,040時間 | 2,016時間 |
年間所定外労働時間 | 188.9時間 | 228.6時間 | 182.0時間 |
月間平均残業時間 | 16.8時間 | 20.8時間 | 17.0時間 |
1カ月当たり総労働時間 | 171.5時間 | 173.7時間 | 171.7時間 |
正社員数 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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正社員数 | 1,287人 | 1,401人 | 1,637人 |
離職率・勤続年数 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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離職率 | 16.6% | 15.4% | 13.4% |
平均勤続年数 | 5年0カ月 | 5年1カ月 | 4年10カ月 |
男女別の育児休業取得率 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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産前産後休暇・育児休業取得率 | 男 | 20.5% | 40.5% | 59.6% |
女 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | |
産前産後休暇・育児休業からの復職率 | 94.7% | 93.8% | 91.2% |
活動事例
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ダブルレインボー休暇制度の導入
年2回7日間連続休暇を取得できる制度。単なる福利厚生に留まらず、7連休だからこそできる体験により、自身の価値観や視野を広げることを目的に導入した制度です。
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健康経営優良法人制度取得への取り組み
経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人認定制度」において、健康経営を推進している優良な企業として「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に2022年、2023年、2024年と3年連続で認定されています。
- リージョナル社員制度の導入
- 「myエリア制度」の導入
- 社員表彰制度の導入
- 安心相談室+Plus(社員の悩み相談室)の設置
- GLTD制度の導入
取り組みテーマ
多様性の実現と人財の積極活用
2030年目標 |
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多様性にあふれ、一人ひとりが活躍できる環境が整っている |
各種データ
研修制度 | 実施タイミング | 研修名 | 研修内容 |
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階層別研修の内容 | 入社前 | 入社前サポート | 新卒採用担当ならびに先輩社員が担当となり入社前の不安や質問等に回答して、入社後にスムーズにスタートできるようサポートしています。 |
幹部候補生研修 (新卒入社者対象研修) |
幹部候補生 Startup研修 |
新卒入社後集合研修を毎年実施。 物語コーポレーションの理念と思想に関しての研修を実施。 |
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幹部候補生研修 | 新卒入社者対象研修。 新卒入社から店長昇格までの重要スキルの習得が目的。 |
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2年目以降社員 キャリア入社社員 店長職以下 |
ネクストプレジデント研修 | 店長昇格に必要な知識とスキルに関しての研修。 | |
店長 | 店長資格取得者研修 | 店長昇格後に店長としてのスムーズなスタートを切れるように知識補填と店長としての心構えを伝える研修。 | |
店長パワーアップ研修 | 店長の知識のアップデートを目的に実施。 | ||
エリアマネジャー | 新任エリアマネジャー研修 | 新任AMとして必要な知識とスキルの習得を目的に実施。 | |
目的別研修 | インターナショナル社員 | 日本語 リーダーシップ研修 |
日本語でリーダーシップをとるための能力を養うための研修。 |
店舗サポート | IT化による店舗サポート | 店舗システムの刷新 | 食材管理の自動化・勤務シフトをスマートフォンなどで提出できるシステムを導入。 |
顧客満足度と改善点の可視化 | 本部・店舗の両面で営業状態を改善させる仕組み。 |
研修実績 | 2024年6月期 |
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研修実施データ | |
対象人数 | 2100人 |
従業員一人当たりの研修時間 | 約45時間 |
総研修時間 | 1450時間 |
研修実施回数 | 440回 |
実施内容 | 経営理念・ビジネスマナー・食品衛生・店舗運営・クレーム対応・コンプライアンス・ダイバーシティ&インクルージョン・ハラスメント・ロジカルシンキングなど |
活動事例
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物語ファミリーコンベンションの開催(全社員が一堂に会して行う年一回のビッグイベント)
トップ方針の発表、従業員や店舗への表彰などを行う年1回のビッグイベントです。直営店は全店舗が休業し、全社員と一部の役職を持つパートナーが参加。「物語ファミリー」であるフランチャイズオーナーとその社員、物語(上海)の幹部社員も参加します。(2020年以降はオンラインにて開催)
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上海外国語大学・韓国の中央大学校インターンシップ生受け入れ事業の推進
海外学生に対する日本での「リーダーシップ体験支援」であるとともに、社内への経営理念「Smile & Sexy」の浸透を目的に、毎年中国、韓国からそれぞれ2名ずつのインターンシップ生を受けて入れています。
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「明言グランプリ」と題し全社員参加のD&I推進イベント実施
明言を全社の文化にすることを目的に、従業員が自身の考えや目標を「物語ファミリーコンベンション」内でプレゼンテーションし、従業員の投票によりグランプリを決めるイベントを開催しています。
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異文化研修の実施
「物語ファミリーコンベンション」の受賞者や勤続10年の社員を対象に、理念行動の深化と自身の視野・視点を広げることを目的に、毎年アメリカ、中国、インドネシアでの研修を実施しています。
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D&I Award ベストワークプレイス受賞(2021,2022,2023)
ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む企業を認定する日本最大のアワードである「D&I Award」において、「D&I認定」の最高位「Best Workplace for Diversity&Inclusion」に認定されています。
- キャリア(中途)社員の積極採用
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先進的な採用戦略と成果を表彰する「Indeed Hiring Awards 2023」にて「グランプリ」を受賞
世界No.1求人検索エンジン※「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社によって創設された、企業の先進的な採用活動と成果を賞賛するアワード「Indeed Hiring Awards」において、多様な背景を持つ人々を採用する戦略と採用導線の確立や、ニーズを反映した求人票の作成などの効果的な採用施策を展開した点が評価され、最高位である「グランプリ」を受賞いたしました。
※:出典/Comscore 2023年6月総訪問数 - 旧姓の通称使用の導入
- 育休復職トレーニングの実施
- 育休復職者への復帰後フォロー面談の実施
- 相談窓口の設置(セクシュアルマイノリティ当事者及び障がい者は、外部相談窓口設置)
女性活躍推進
各種データ
女性活躍推進 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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正社員に占める女性比率 | 22.7% | 21.6% | 22.4% | |
パートナー(パート・アルバイト) における女性比率 |
58.0% | 57.1% | 57.7% | |
採用実績数における女性比率 | 34.9% | 31.2% | 27.3% | |
係長級にあたる女性比率 ※店長・マネジャークラスに あたる女性比率 |
16.1% | 16.0% | 17.0% | |
女性管理職比率 ※シニアマネジャークラス以上に あたる女性比率 |
4.7% | 4.7% | 4.7% | |
男女賃金格差率 | 正社員 | 75.9% | 75.0% | 80.5% |
パートナー (パート・アルバイト) |
101.0% | 99.5% | 100.7% | |
全体 | 65.1% | 66.9% | 68.8% |
新入社員に占める女性の割合 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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女性比率 | 50.3% | 34.5% | 40.3% |
活動事例
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「低用量ピル服用費全額補助制度」
女性活躍推進の一環として、全女性社員を対象に低用量ピルの服用にかかる費用を全額補助する福利厚生制度を導入しています
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「女性店長コンベンション」の開催
全業態・全国の女性店長と本社のマネジャー職の人財がつながりをつくること、また、「たくさんの女性が加わった議論により意思決定している会社への一歩を進める」ことを目的に開催しています。
- 相談窓口の設置
- 託児補助手当制度
- 産育休WEBガイドリリース
インターナショナル(外国籍)活躍推進
各種データ
インターナショナル(外国籍人財)の正規雇用 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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正社員に占める外国人雇用率 | 10.9% | 13.9% | 15.5% |
活動事例
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デンパサール・マハサラスワティ大学外国語学部(インドネシア)学生への奨学金支給・産学連携協定締結
「ダイバーシティ&インクルージョン」な社会の実現とリーダーを目指す学生の活躍支援を目的とし、産学連携協定を締結しました。2019年からは成績優秀だが、学資の支弁が困難な学生に奨学金を支給する奨学金制度も実施しています。
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インターナショナル社員(外国籍社員)の積極採用(新卒採用数全体21.5% ※2022年実績)
インターナショナル社員は「当社理念体現の象徴であり、会社にイノベーションを起こす存在」と位置づけ、10年以上前から積極的に採用をしています。現在15ヶ国137人のインターナショナル社員が活躍しています。(2022年12月末時点)
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「物語レシピ」の多言語化
経営理念や行動指針、長期経営ビジョンなどをまとめた「物語レシピ」(毎年期初発行)の多言語化(中国語・インドネシア語)により、さらなる理解の促進を目指しています。
セクシュアルマイノリティ活躍推進
活動事例
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PRIDE指標「ゴールド」認定を5年連続、および「レインボー」認定を獲得
任意団体「work with Pride」が策定する、LGBTQなどのセクシュアルマイノリティへの職場での取り組みを評価する「PRIDE指標2023」において最高位である「ゴールド」を5年連続で獲得し、さらに外食事業を展開する企業で初となる「レインボー」認定を併せて獲得いたしました。「レインボー」認定は、自社単独の取り組み範囲を超えて他のプレイヤーと力を合わせながら、LGBTQ+の人々が自分らしく働ける職場・社会づくりの実現に中長期的にコミットメントする企業を評価するために2021年に新設された認定です。
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全従業員へのセクシュアルマイノリティ研修、教育の実施
幹部候補生(新卒社員)は入社前、キャリア(中途)社員は入社時研修内、パートナー(パートタイマー)は入社時のオリエンテーション内にて、セクシュアルマイノリティを始めD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進に関する研修を実施しています。
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東京レインボープライドへの賛同
「LGBTQ、いわゆる性的少数者が、差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現」を目指すという理念に共感し、アジア最大級の“性”と“生”の多様性を祝福する祭典『東京レインボープライド』に賛同しています。
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婚姻の平等に賛同する企業を募る「Business for Marriage Equality」に賛同
日本で活動する3つの非営利団体による、婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を可視化するキャンペーン「Business for Marriage Equality」に賛同しています。
- ライフパートナーシップ制度の導入
- 自認の性に合わせた通称名の利用
- オールジェンダートイレの導入(一部店舗除く)
- 相談窓口の設置(外部相談窓口)
チャレンジド活躍推進
物語コーポレーションでは2021年より障がいを抱える方をチャレンジドという呼称にしています。
チャレンジド:「障がいの『碍・害』という字のイメージが持つ、マイナスなイメージを払拭したい」、
「障がいを持たれている方によりポジティブになっていただきたい、そして周りの人とより積極的に関わってもらいたい」
という想いから、「障がい(碍・害)者」を「チャレンジド」と呼称しています
チャレンジド雇用に関することをまとめた冊子、「チャレンジドサポートブック」を社内に共有しており、
チャレンジド雇用を進めるための準備、障がいの特徴やサポートの例などを記載し、
チャレンジドが定着して働きやすい環境づくりのサポートを進めています。
2022年8月からチャレンジドに関する専用の外部相談窓口を設置して雇用・定着のサポートの強化を進めております。
各種データ
チャレンジド雇用 | |
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職場環境 | 現在、物語コーポレーションでは、180名を超えるチャレンジドの方が活躍しており、多くの方はお住いの地域の店舗で勤務しています。中には特別支援学校の在籍中に実習を経て入社した方もおり、日中の時間は主婦の方と働く機会も多く、わが子のようにその成長を見守られながら、日々ともに勤務しています。本社では雇用管理をしながら、担当者が定期、臨時で面する機会も設けており、全社をあげて活躍できる環境づくりに努めています。 |
体調への配慮・個人の尊重 | 抱える障がいの種類や状況は人それぞれです。物語コーポレーションでは一人ひとりの個性を尊重しながら、入社時に業務内容の希望をヒアリング、店舗でやっていただきたい業務内容とすり合わせてお仕事をお任せしています。休憩時間の確保やお薬の服用など、個人に必要な配慮事項をすり合わせ、合理的配慮を進めています。 |
働き方 | 働く時間、働き方は人それぞれです。店舗にはホール・キッチンの業務があり、調理の仕込みをされる方、お客様に提供する商品を作成される方、お客様への料理提供などの接客をされる方と業務の幅は人それぞれです。理解度や習得状況を確認しながら相談し、新しい業務に移行するなど、個が覚醒し活躍できる場所を増やしています。その結果一人ひとりの活躍が地域のお客様の笑顔に繋がると考えています。 |
チャレンジド雇用率 | 2022年 6月期 |
2023年 6月期 |
2024年 6月期 |
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チャレンジド雇用率 ※障がい者雇用率 |
2.9% | 3.3% | 3.7% |
活動事例
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「ココロのバリアフリー計画」への賛同
障がいのある方もない方も居心地よく、安心して過ごせる環境を目指すという活動に賛同し、障がいのあるお客さまがご来店された際の店舗での対応や思想の教育を行っています。
- チャレンジド雇用の促進
- 特別支援学校職場体験実習の受け入れ
- ウェルフェアトレードへの賛同
- 「心のバリアフリー」(ユニバーサルデザイン)への賛同
- 相談窓口の設置(外部相談窓口)
※数値は6月末または7~6月の期間で算出